「令和」で「世界に一つだけの花」

政府は1日、「平成」に代わる新元号を「令和(れいわ)」と決定した。「大化」以降、248番目で、今回は最古の歌集、万葉集が出典となった。日本の古典からの採用は初めてだ。

 

安倍首相は会見で「悠久の歴史と薫り高き文化、四季折々の美しい自然、こうした日本の国柄をしっかりと次の時代へ引き継いでいく。厳しい寒さのあとに春の訪れを告げ、見事に咲き誇る梅の花のように一人ひとりの日本人が明日への希望とともにそれぞれの花を大きく咲かせることができる。そうした日本でありたい、その願いを込め、令和に決定した」と述べたが、まさに今の日本が取り組まなければならない課題を解決するとの日本人の願いを込めた元号だ。

 

首相は「文化を育み、自然の美しさを愛でることができる平和な日々に心からの感謝の念を抱きながら、希望に満ちあふれた新しい時代を国民の皆様と共に切り開いていく」とも語ったが、新しい時代を切り開く糸口は、安倍政権に委ねられていると言っても過言ではない。

 

特に今回の新元号の決定は、生前退位、ほぼ200年ぶりとなる歴史的な皇位の継承となるだけに、憲法や皇室典範との調和を図るという点が難しい部分もあったに違いない。

この点についても安倍政権の取り組みは、極めて真摯な対応だったと言える。

それは、多くの国民が新元号を喜びとともに受け入れたことをみれば明らかだ。

 

「令和」は248番目の元号となるが、元号は日本の歴史、日本人の歩みを示したものだ。過去を振り返り、これからの未来を考えるという点では、いい機会になるのだろう。

これからどのような国づくりをしていくのか。一人一人が考えなければならないだろう。

そこには歴史観も、大局観も求められる。それを欠いたままでは、新しい時代を切り開くことはできない。

 

その点についても首相は会見で「急速な少子高齢化が進み世界がものすごいスピードで変化をしていくなかで、変わるべきは変わっていかなければならない。(中略)現在の若い世代、現役世代の多くは平成の時代を経て、改革することをもっと柔軟に前向きにとらえていると思う。ちょうど本日から働き方改革が本格的にスタートした。70年ぶりの労働基準法の大改革。かつては何年もかけてやっと実現するレベルの改革が、近年は国民的な理解のもと、確実に行われるようになってきたという印象を受けている。そうしたなかで次の世代、時代を担う若者たちがそれぞれの夢や希望に向けて頑張っていける社会、一億総活躍社会をつくることができれば、日本の未来は明るいと確信している」と述べている。

 

日本は社会を変えなければ立ち行くのが困難な内外環境に囲まれている。その点では、今、社会を変えることができるのは安倍政権だけなのだろう。

 

首相は「今回の元号は万葉集にある梅の花の歌32首序文からの引用。この中では厳しい寒さの後、春の訪れを告げるように咲きほこる梅の花の情景が美しく描かれている。平成の時代のヒット曲に『世界に一つだけの花』という歌があったが、次の時代にある若者たちが明日への希望とともにそれぞれの花を大きく咲かせることができる、そのような若者たちにとって希望に満ち溢れた日本を国民の皆さんとともに作り上げていきたいと思っている」と述べている。

 

(terracePRESS編集部)