あきれる野党の低レベルさ

それにしても立憲民主や国民民主の野党には驚かされる。参院選目当てに野党共闘、つまり選挙の票目当ての野合でしかないのだが、共闘を進めているかと思えば、足の引っ張り合いをしている。

 

足の引っ張り合いと言えば、民主党政権時代にも親小沢と反小沢の対立を中心に抗争が繰り広げられたが、今の野党の状況をみれば、「さすが民主党の流れを組む面々」と思わざるを得ない。

 

普通であればこの参院選を前にした時期は、野党の共闘が進んだところに「政策なき共闘じゃないか」などと批判をしたいところだが、それすらできない惨憺たる状況だ。

 

なにしろ、立憲民主党の菅直人元首相が「国民民主党は政治理念が不明確なので解散し、参院選までに個々の議員の判断で立憲民主党との再結集に参加するのが望ましい」とツイッターに投稿したのだ。

 

菅元首相が、よく臆面もなくそんなことを言えると思うが、最近でも北海道の地震を人工的な原因と言ってみたり、トリチウムが癌の原因になると断言したりした鳩山由紀夫氏しかり、この菅氏しかり、国民はなぜ民主党政権を生み出し、このような人物を総理にしてしまったのか。

 

菅発言は、国民民主党という他党に対し「解散しろ」といっている訳だ。その後、個々の議員の判断で再結集というが、立憲民主党の政治理念、それがあるかどうかは別として、立憲民主党のスタンスにそぐわない人物は、当然のことながら立憲に参加できないのだろう。つまり、「排除の論理」だ。

 

もちろん、菅元首相の〝お誘い〟に対して、国民民主党の玉木雄一郎代表は「煩悩がありすぎるようなので、お遍路でも回ったらいかがか」と不快感を示し、批判した。

菅元首相は、今で言う「終わったコンテンツ」つまりオワコンであることは明白なのだが、ご本人はそれが分からず、煩悩だらけのようだ。

 

さて、菅首相のお誘いを受けた国民民主党はどうかと言えば、小沢一郎氏が代表を務める自由党との合流が進んでいない。こちらの小沢一郎氏ももはやオワコンなのだが、そのオワコン相手との合流に右往左往しているのだ。

 

ちなみに自由党共同代表の山本太郎参院議員は、原発再稼働を条件付きで容認する国民との合流に反対して、自由党を離党するという。もちろん、山本氏に同調する自由党の議員はいない見通しだが、小沢氏は山本氏にさえ見限られたのだ。

 

野党は何かにつけて政権批判を繰り返しているが、国民の支持を得ていないのは野党だということを忘れてはならない。国民は、野党のレベルの低さを理解しているのだ。

オワコンは、鳩山、菅、小沢の各氏だけでなく、野党そのものとさえ言いたくなる。

 

(terracePRESS編集部)