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CATEGORY政治

2021.02.05

嗤える共産党の「名は体を表すのです」

日本共産党が党勢拡大に躍起となっている。2022年に党の創立100周年を迎えるものの、著しい党員数の減少や高齢化は目を覆うばかりで、このまま推移すると共産党の得意とする日常活動まで支障が出かねない情勢だ。このため最近は、将来の党の担い手となる若者を中心に党勢拡大を強めている。

 

共産党は2019年9月、党員数が約28万人、機関紙購読者数が100万人を割り込んだと公表している。警察庁によると、近年では2010年の40万6,000人をピークに減少傾向を示していた。赤旗の購読者も減少する一方で、2006年に164万人だったのが19年には100万人にまで落ち込んでいる。

 

そうした中、共産党は昨年1月に2017年以来3年ぶりとなる第28回党大会を開催し、野党共闘や党勢拡大に注力する方針を決定している。その方針のもと打ち出したのが22年の党設立100周年に向け、党員数と赤旗読者数を3割増とする目標だ。

 

このような状況が背景にあるのだろうが、共産党がホームページに「JCP web MAGAZINE 名は体を表すのです」なるものを掲載している。若者に共産党を知ってもらおうという意図があるのだろうが、やさしい文体で語りかけているのだが、その内容は嗤える。

 

「今の『資本主義社会』 格差の拡大、環境破壊… 働く人の健康より会社の利益が優先される社会… こんなこと、ずっとつづく? だれもそんなこと望んでないのでは。」と現在の社会を否定。

続けて「わたしたちはずばり、生きるために働く時間をもっともっと短くして『自由な時間』が一日の大半をしめる社会をつくりたい」と訴えている。

 

現在の社会経済システムが、私たちの生活を豊かにしたことには目をつむるばかりか、「自由な時間が一日の大半を占める社会」にするというから驚きだ。

その上で「貧しい平等とか、独裁とか、そんなイメージの社会じゃなくてもっと一人ひとりが本当に『自由』な社会。そんな社会を、私たちは『共産主義社会』と呼んでいます」というのだ。

 

まるで日本が貧困国家であり独裁国家であるようなイメージを振りまくのは勝手だが、共産主義社会がパラダイスのように主張するのには、まさに何をか言わんやだ。

 

そして、最後のページでは「わたしたちは『生産手段の社会化』を通して共産主義社会にすすむことを目指します。生産手段の社会化は、経済を利潤第一主義の狭い枠組みから解放します。搾取を廃止し、生活を向上させ、社会から貧困をなくします」と宣言している。生産手段の社会化こそ、人々から搾取する手段になるとは思わないらしい。

 

〝能ある鷹は爪を隠す〟という。共産党が〝能ある〟とは思えないが、〝爪を隠している〟ことは間違いない。

 

(terracePRESS編集部)

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